ようこそ、大阪へ。TEAM-NACS、大阪初公演でした。当日券を求める列もすごかったし、始まる前のみんなのドキドキ感みたいなのも伝わってきました。
実際、私も昨晩はうれしくてうれしくて何回か夜中に目が覚めたし。
通路にも置けるだけの補助席なパイプ椅子を詰め詰めに並べて、あんなに人が入ってるシアタードラマシティは私は初めてでした。

感想は、楽しかったよー。とってもよかった。誰かにこの気持ちを伝えたい。

かなりネタバレ気味です。改行改行。








前半戦はね、正直自分の期待が大きすぎたってのもあるんだろうけど、ところどころ展開が
退屈だなーとか、NACSのことをある程度知らない人にはわからんギャグが多いよなーとか、そういう風に思ってみてたんだけど、後半、ベートーヴェンが聴覚を失ってからの怒涛の展開にぐいぐいと引き込まれていきました。
ベートーヴェンと息子カールの筆談でのシーンや車椅子のカールにトランペットを握らせるシーンもとてもよかったし、シューベルトと一緒に楽曲を作り上げていくシーンとか、音尾さんのカールとヨハンナの一人二役の台詞のシーンとか、いっぱいいっぱいよかったシーンはあるんだけど。

でもでも、なんといっても凄かったのはベートーヴェンの歓喜の歌のタクトを振る場面。
大泉さん、すごすぎます。大感動の嵐。
まさか、あなたの演技で涙、涙するとは思ってもみませんでした。
何も音楽のないゴーゴーと耳鳴りの音だけが聞こえる場面で、カールへ演奏を届けるためだけに舞台上でたった一人タクトを振り続ける姿は鬼気迫るものがあったし、ほんとうに第九の演奏が聞こえてくるようでした。

最後、旅に出るシューベルトをサリエリが見送る場面での、モーツァルトな安田さんの演技がなんかかわいくてねー。え、新体操を踊る以外には亡霊の役だけ?と結構安田さんの演技を楽しみに行った私は肩透かしだったりもしたんだけど、あの役はやっぱり他の人にはできないでしょと終わった後は納得。インパクトは大だもの。次回、もし大阪にきていただけるのなら、普通の役を演じてる安田さんを見てみたいです。って、大阪に来てくれなかったら、札幌まで行ってしまいそうだ(汗)

カーテンコールでのご挨拶も楽しかったです。
音尾さん「上ではすごいモーツァルトをやってるのに、こんなしょぼい方に来て頂いてありがとう」(階上にある梅田コマ劇場ではミュージカル・モーツァルトの公演真っ最中)
大泉さん「今日は劇場に午前中に入ったら、いっぱい人がならんでました。僕が通ってもみんな声かけないと思ったら、コマ劇場のお客さんでした。さんまちゃんもたかじんも出てないのに来てくれてありがとう」(大泉さんの中では大阪=さんまちゃんなのね。どうでしょうでも大阪弁になるとさんまちゃんの話が出てくるし)
安田さん「白くなりすぎて死相が出てるけど、死人の役頑張ります。安い田んぼの安田でした」
森崎さん「この劇場に立つのが夢でした。また大阪に戻ってくる時にはいらしてください」
ちょっと言い回しは違うけど、こんな感じでしゃべってた。佐藤さんはあんまし覚えてない。なんか大阪弁で挨拶して、大泉さんが横で苦笑してたんだけど。

三度目のカーテンコールでは、リーダーが「僕たちこういうの苦手なんです。明日も頑張ります」てな挨拶をして全員で深々とおじきをした後、袖へ下がる時に、映像でだけはよく見る大泉さんの投げキッスが。私の隣の女性二人組はキャーキャー大騒ぎ。
私もちょっとドキドキした(かなりミーハー;)

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昨秋に今のマンションにお引越しをし、ケーブルテレビが入ってるせいで、今まで見れなかった京都テレビと画像が悪くて見なかったサンテレビが見れるようになり、週に二度の水曜どうでしょうに大ハマりし、ミスターが好きになり、大泉さんが好きになり、色んなDVDを見てNACSのメンバーが好きになった。
今日の舞台を見てあらためてこの人達は役者さんなんだなあと再確認。
達磨を荷台に積んでカブを走らせる姿も好きだけど、もっともっと演じてるこの人たちを見てみたいなあと思ってます。なんで大阪2日間だけなんだろう。も一回くらいどっかで成長していくこの舞台を見たいなあ。浜松しかないか(半分マジ)

9月のクローズドサーキットも行けたら行きたい。
でも大阪のMCはオクラホマなんだよね。できればミスターがよかったよ。

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